【製品概要】 １．お手持ちの機材を活かしたリーズナブルな価格 　　AGS-1Xはお手持ちのハンドコントローラーを流用する設計です。 　　また，交換する高速モーターも純正と同じタイプ(ギヤはコイル仕様は特注品）を採用したため，モーター交換作業の簡素化や新たな部材が 　　不要となりリーズナブルな価格となっています。 　　パソコン接続やオートガイドケーブル＊も標準付属するためケーブルの買い足しは不要です。 　　また自動導入ソフトのSuperStar�Wとのセットも準備しました。単体で買い足すよりお得です。 　　＊ビクセンAGA-1及び同規格を採用した特殊機種のみ専用ケーブルが必要です。 ２．駆動回路は全て赤道儀本体内蔵 　　回路部のユニットは赤道儀ハウジングに全て内蔵したうえ，パネル面の出っ張りも最小に抑えたスマート設計です。 　　 ３．パソコンとはUSB接続 　　USBケーブル（標準付属）でパソコンと接続しますので最近のシリアルポートの無いパソコンでも安心です。 　　またUSBコネクターはRS-232Cコネクターと比較して脱着が容易です。 ４．オートガイダー直接接続・自動速度設定機能 　　標準付属のRJ11ケーブルで，ST-4互換端子を採用した主要なオートガイダーとは直接接続できます。 　　AGSシリーズ共通のオートガイド状況を確認するLEDやキャリブレーション信号が入れば自動でガイド速度に切替わる機能も有します。 　　 ５．10.5〜24V駆動可能，省エネ設計 　　一般的には準備が容易な12Vでの駆動を標準としますが，12Vバッテリーの放電終止電圧の10.5Vまでは200倍速(EM-10)駆動が可能です。 　　なお，固定観測などAC電源を準備できる場合は高速特性が安定する24Vでの駆動を推奨します。 　　常時駆動しない赤緯モーターは駆動時のみ電流を流すため，恒星時駆動時の消費電流は約300mAと省エネ設計です。 ６．低振動駆動 　　本来振動の小さいＰＭ型モーターをマイクロステップ駆動しているので非常に滑らかな駆動です。 　　惑星の高倍率観測も安心です。（純正の25PPSに対して80PPS(EM-10),160PPS(EM-200)の駆動となります） 【ご注意事項】 １．AGS-1Xは純正のハンドコントローラーを使用するのでEM-200Temma2000等ハンドコントローラーが付属しない機種では採用いただけません。 　　またコネクター形状が異なるUSD仕様でもご使用いただけません。（コネクター形状は以下の写真を参照ください） 　　お問い合わせの多い，スカイセンサー2000仕様のEM-200ではご使用いただけません。 　　(改造で取り外された用品があれば対処できます。それらが無い場合は，AGS-1S_BLDでのご対応となります） ２．ハンドコントローラーの改造を行わない場合，ハンドコントローラー単体での修正速度は高速駆動のみの対応です。 　　 ３．Super Star �Wからの手動操作は高速駆動のみです。 　　SuperStar�Wの画面上からの望遠鏡の操作は高速のみに対応します。またその際の速度は「低速」を選択してください。 　　高速を選択すると動作が不安定です。 ４．使用できる自動導入ソフトはSuperStar�Wのみです。 　　AGS-1Xは他のAGSシリーズと異なり，E-ZEUSの標準信号取り合いとは異なっています。 　　従ってYocを含め他のソフト(ASCOM対応も含む)での動作は保証しません。 　　(低速の取り合いが存在しないのでYocの彗星追尾に対応しないのは明らかです)