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Guiding関連のメニュー体型
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ここでは上図の流れの内,Main menu→Guiding munu→Livi View,Guiding,Star Searchについて説明しています。
ガイドまでの一連の流れ(ライブビュー→キャリブレーション→ガイド)をステップ毎の流れで示していますが
実際のガイドでは,Star search機能を用いてガイド星を自動で認識させた方が便利です。
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ライブビューウインドウ
・Gain(感度):8
・Exp(露出時間):1,000mS
・Thr.(しきい値):1%
この例はゲインが高すぎるのでノイズに星が埋もれて識別できない状態です。ここでは露出時間は一定(1,000mS)のままでゲインを調整していますが,露出時間やしきい値を変えることもできます。
マニュアル参照 5.1.9(P41) |
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ゲインの調整(8→5)
・Gain(感度):5
・Exp(露出時間):1,000mS
・Thr.(しきい値):1%
ゲインを8から5に下げた状態。
ゲインを下げるには選択状態(数値部が反転画面)の時にRA+とRA-ボタンで調整できます。
マニュアル参照 5.1.9(P41) |
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ゲインの調整(5→6)
・Gain(感度):6
・Exp(露出時間):1,000mS
・Thr.(しきい値):1%
今度はゲインを5から6に上げた状態。この程度が最適です。
レンズはkowa製の100mmCマウントレンズ(LM100JC)をF2.8で使っています。
マニュアル参照 5.1.9(P41) |
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ガイド星の選択
適正な感度(この場合6)のライブビューでガイド星を選択した状態です。
ここで重要なことはノイズと恒星像の見分けですが,複数のドットにまたがる像は恒星です。例では一番大きい部分を選択しています。
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ガイド星の拡大ウインドウ(1/5 Main imaging screen)
上の状態でガイド星を選択後にGuiding Windowに移行した状態です。
選択したドットが恒星の場合は面積を持った丸い(または歪な円形)に映し出されますがノイズの場合は画面に現れません。
この画面で恒星像が一番小さくなるようにピントを合わせてください。
合ったらレンズのヘリコイドをロックしておけば以後ピント合わせは不要です。なお,大きくピントを外すと恒星像が小さく(消える)なりますのでご注意ください。
マニュアル参照 5.1.9(P42) |
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ガイド星の自動選択
一連の操作をご理解いただくように,ステップ毎に説明していますが実際のガイド時は,このStar searchでガイド星を自動で選択する機能があります。
ここまでの解説を元に,ガイド鏡のピント合わせや,露出時間,ゲインなの感覚がご理解できれば以後は自動で運用できます。
マニュアル参照 5.1.8(P39)
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キャリブレーションウインドウ(2/5 calibartion screen)
ガイド星を拡大後に,キャリブレーションに移行するウインドウです。
1/5ページと良く似たウインドウですが右下のページ表示が重要です。
キャリブレーションは2/5ページで行い,ガイドの開始は1/5ページです。
Guiding screenは以下のページから構成されています。
1/5ページ:Main imaging page
2/5ページ:Camera calibartion page
3/5ページ:RA Guiding parameters page
4/5ページ:DEC Guiding parameters page
5/5ページ:Extra oage
マニュアル参照 5.1.10.2(P45) |
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キャリブレーション進行状態の表示(DEC)
まず最初にDEC側からキャリブレーションを行います。
拡大画面ではキャリブレーション中に星がはみ出さないよう自動でスクロールされます。(ウインドウの上下左右のドットは認識しているガイド星のマーカーです)
なお,ピント合わせを行っているときでも自動でスクロールするので常にガイド星は拡大ウインドウの中心に表示されます。
マニュアル参照 |
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キャリブレーション進行状態の表示(RA)
DEC側が完了すればチェックが入り自動でRA側に移行します。
からキャリブレーションを行います。
マニュアル参照 |
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キャリブレーション結果の表示1
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キャリブレーション結果の表示2
RAとDECのキャリブレーション結果です。
それぞれの移動量を数値で,直行度をベクトルで表示しています。
この例では赤径と赤緯軸の直行度は100%正しく,ベクトル表示から,カメラは赤径と赤緯に平行に取りつけられていることが確認できます。
マニュアル参照 5.1.10.2.1(P46) |
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